SUPER DOGS CARNIVAL 2004
EXTREME!チャンピオンシップ
@西武ドーム

<2004年10月30日(土)>

・・・いよいよ今日はEXTREME!決勝戦・・・


<10月29日(金)>

東京で仕事だったお父ちゃん帰宅後、お風呂に入って移動開始。 駐車場入場門限10pmがあるため、高速で移動。 途中、コンビニで夕飯を調達して現地到着まで3時間。

真っ暗な中に浮かび上がったドームが見えてきて、“おお〜!”って 感じ。(^m^)
スタッフに指示された場所に停めると、既に テント泊の人達のテントが結構張られている。みんな 慣れてるよねぇ。ってそうだよ、ドーム出場者の 2/3は過去にもドームに出ている経験者、やっぱ常連組強いっす!

明日の仕込みが続いていて、灯りがついているドーム、 中が見える。デカイ!“明日はここでお父ちゃんとコー助、走るんだよなぁ〜” と不思議な感じ。

西武ドーム内 夜のドーム内。暗くて何だかなぁ?!(笑)

<10月30日(土)雨>

お昼過ぎから雨という天気予報がはずれて、 朝から雨、しかも激寒!(--;) やっちまった・・・
今日は地元からも仲間が沢山来てくれるし、他にも ワン仲間や友人達や身内(笑)も結構来てくれるのに、申し訳ないっm(_ _)m

朝は6時から12時までが総合の受付け時間。お父ちゃんはとっくに起きて 向かいのコギー家パパと歓談。お母ちゃんは寒いし、もぞもぞ8時過ぎに 起きて準備後、受付け。 エクストリーム出場者と書かれたパスカード2枚、ゼッケン(う〜ん、しみじみ・・・笑)、 SUPER DOGS CARNIVAL2004とロゴの入ったウィンドブレーカー、コー助のドギーカード100枚!、 カーニバル出場のワンコ全員分の顔写真の出た写真集(会場で1000円で売っておった・・・)、バンダナ、 お弁当引換券(やったね!何が出るんだ??)、記念品引き換え券( 帰りにもらったのだけど、ピンバッチ、アイムスのフード)マナーバッグ、ペットシーツ、ファブ○ーズ、 などなど頂く。

出走順は既に決まっていて5番目!お父ちゃん念願の一桁台で喜ぶ(*^m^*)

総合受付 ウェルカムドギー、スーパードッグショーなどカーニバル参加者みんなの受付所 お父ちゃん お父ちゃん、受け付け中・・・

開門は9時。ウェルカムドギーのみんながお客さんを出迎える。応援の面々が来るまで お母ちゃんも場内をウロウロ。 驚いたのは、小型犬用の洋服に群がる人の多いこと!有名なブランドの お店では割引があって、しょっぱなからごった返してる。 すっかりバーゲン会場のような熱気!
“太郎の物でも買ってあげたいなぁ。でもあの混雑しゅげぇなぁ・・・”と横目で見るだけにしたf(^^;)
結局カレンダーとか手作りおやつなんかを購入して終了。気もそぞろでやっぱり買い物する気分じゃないんだわねぇ。

それにしてもドームとはいえ、完全室内じゃないから風が入り込んで 寒い寒い(T_T;)ドーム内には練習中のMCの声が響き渡り、 コース脇にごったがえす人達など一種独特な雰囲気があって、コー助大丈夫かなぁ?と。

お父ちゃんも、ある人から「走る前にこの雰囲気に慣らしておいたほうがいい」と聞いたらしい。
なので、コー助を連れてコース周りやドーム内を歩いてみる。ドーム内の床には ビニールシートが全面敷き詰められているのだけど、結構臭いがするようで、 コー助はあっちでクンカクンカ、こっちでクンカクンカ。鼻が床から離れないし 目がギラギラ!!“やべっ、挙動不審じゃぁぁ〜ん・・・”(涙)

ドーム内 全面ビニールシート張り!の会場に下りてみました。コー助、目がオドオド(^^;) お腹に巻いてるのはマナーベルト!足上げると困るからねぇ(笑)

仁王立ち!(爆) 一応オーロラビジョン前で撮ってみたり・・・(笑)

相変わらず不穏な腰のお父ちゃん、今朝も結構辛いらしく、この後は コー助とKOSUKE号内で待機。

お母ちゃんはこのままオーロラビジョンの前で到着しそうな応援団を待つ・・・
第一団が到着!みんな遠くから本当にありがとうm(_ _)m でもね、コー助の出番は最後の総合で、まだまだ時間あるのよぉ(涙) 雨じゃなかったら、第2会場でやってたディスクドッグやEXのトライアルで 遊んでてもらえたのになぁ〜・・・
しばらくしてからは、お友達とかお父ちゃんの身内とかも到着(^m^)

応援団! 手作りの横断幕まで持ってきてくれたぁ〜(感涙)

その後、総合のコースがセッティングされたのだけど、そりゃもうコースが狭くて 各障害間の距離も2m位しか無さそう。多分今まで経験したどの大会のコースよりも 狭いっ!これでスピードをあげてクリーンラン出来るんだろうかぁ・・・

総合コースセッティング中

コー助はベンチ席が空くまで外野席に置いたケース内で待機。 お父ちゃんはワンパで用意してくれたお弁当で昼食。
お母ちゃんは、朝から何も口にしてないのだけど、全然お腹が空かないのと、 応援に来てくれた人達と話していたりして、結局お弁当食べずじまいf(^^;) あ〜、テンパってるのはお母ちゃんだぁ・・・(涙)

そうこうしている間に出走者への説明@2:15pmと、練習時間が来た@2:30pm。 この時間から3塁側ベンチ前で待機できるのだけど、スタンド席にも荷物を置いてたりして、 何かある度に行ったり来たり、昇り降りがほんとに大変(--;) 太腿が震える・・・(爆)

いよいよ3塁ベンチ席で待機

出走者への説明中 ワンパの三浦氏毎度のごとく笑顔だぁ(^m^)

練習走行は1回。いつも通りスピードはそこそこにに流す。 タイム差がつくポイントが2ヶ所。120R終えてすぐのフラッグ。スピードに乗って 終えた120Rの後、2m位しか距離が空いてない所に、フラッグの1本目がある。 ここでスピードを落とさずに確実に入って16本こなせるか。

それから、ピラミッドを降りて急カーブで体の向きを変えて飛ばなくてはいけない リング。スピードが付きすぎて脇を素通りしてしまう可能性大。

難しくは無いけどヤな感じだったのは、スタート板出てすぐのスロープ&スロープ(Aフレーム)。 折角スピードをつけてスタートダッシュしてもすぐにそのスピードが殺されてしまう。 EXTREME!というスピードと確実性を競技するコースにしては、その 競技性が出しにくいこのコースセッティングに個人的には“ちょっと面白くないよなぁ〜”って感じはした。

コース全体を見たオープンクラスの覇者ド○ミちゃんパパの弁「このコースは無理!」 だったらしい(爆)
去年もそうだったらしいのだけど、ミニの走った様子を見てオープンクラスのコース設定を 作るらしい。ミニクラスは実験かい!(笑)
*もちろん翌日のオープンクラスは、コース内で“の”の字を描くコースレイアウトになり、 ミニクラスほどの急カーブ連は無かった。

アキレス腱伸ばしっ! アキレス腱伸ばして準備運動中 ここはどこだいな?!

何だろなぁ〜この雰囲気・・・by コー助


3:30pmピッタリ、オーロラビジョンに『EXTREME!チャンピオンシップ・ ミニチュア総合決勝』とドド〜ンと映し出され、音楽が流れた♪ “うわ〜、いよいよだぁ”
まずは特別招待枠3ペアを加えた全出走38ペア、1ペアずつの紹介。

  

みんな体を動かし始める!  

お父ちゃん&コー助ペアの名前が呼ばれる所

お客さんに手をフリフリ(^m^)

待機場所までだ〜っしゅっ!  

両隣は特別招待枠のヨーキー小鉄君と、とってもおりこうなパルティー君

全38ペアの紹介が終わって一端みんな退場します!

いよいよ競技開始・・・ “1番目のペアは相当緊張するんだろうなぁ〜”なんて思ってる内、あっという間に 終わってしまって、“ありゃ?早い”って感じ。これだとお父ちゃん&コー助ペアの 出走もあっと言う間だぁ〜!

いよいよコー&おとペアの名前が呼ばれた。コース中にコー助を抱いて お父ちゃんが登場。オーロラビジョンに映るふたり。コメントが呼ばれて 誰かが「コーちゃん頑張れ〜〜〜!!!」と言ってくれた声がする。

スポットライトをあびて皆に手をふるお父ちゃん!

スタート板にコー助を載せる。いつものように、お父ちゃんもコー助と 同じ位にまで体勢を低くしてスタートをあおる。


またしても“ヒュイ〜ンッ!”とか言って(笑)飛び出たっ! “よしっ、スピードにはのった!”

スロープ&スロープを 越え、スネークトンネルへ


真中で直角に曲がったトンネル内で 思いきり体をぶつけ、少しよろめきながらも飛び出て、リング、

ワープへ突っ込みそしてそのまま120Rへ突っ走るっ!

ドドドドドドー!!!すごい勢いでフラッグに入ろうとしている!

“ここだ!”1本目入った〜!がぁ〜っ!2本目、長い胴が曲がりきれずに3本目に頭を入れてしまった〜〜〜(*_*)

それでも瞬時にコー助を最初に戻し再スタート。今度はきっちり入って スピードを上げながら確実にクリアしていく

ピラミッド。トップスピードはフラッグで落ちているため登りは苦しいはずだけど、 ものすごい前進欲!

ピラミッド後半の下り坂は、要注意!そのままの勢いで 降りていくと体が次のリングの外に出てしまう

そのため、練習の時にはリングに足をぶつけている。この経験から、 きっちり体の向きを修正してスピードを落とすことなくクリア



その後はバー2連チャンをワンステップずつクリアし

ゴール!!!タイムは28秒77。フラッグでのタイムロスで30秒はいって しまうと思っていたけど、コー助、 よくリカバリーしてくれた〜!(涙)


“終わった〜〜〜”戻って来たお父ちゃんはコー助を抱っこしたまま、 頷いている。満足している顔だった。

お父ちゃん、ボクやったよね??



実は走る前にお父ちゃんに聞かれていた。
「コー助のスピードがどこまで出せるか。 フラッグ手前もスピードは落とさず行きたいけどいい?賭けだな・・・」賭け、と言ったのはフラッグの入り口、 オーバースピードで失敗するかも知れないということ。

実際、いつも通り練習時はそこそこのスピードで、どこもミスすることなく確実に クリーンランしていた。“そこそこのスピードで確実に”障害をクリアすることは、今のコー助には 難しいことでは無いかも知れない。でもそれじゃぁ、今まで何のためにやってきたのか?

ドームに出るからには、コー助の足の速さを活かして思いきり走り抜きたい!!! だからこそ、予選大会ではスピードを出しつつも、ノーミスで走れるように調整した走りをしてきた。
でも今日は予選大会じゃない。出たかったドームで走る!後悔しない走りをしたい、ということだった。

今日ドームに出る、という結果をもたらしたのはコー助とお父ちゃん。2人が悔いなく思い切り走ってくれれば それでいいと思った。だから「いいよ」とだけ応えていた。

迷い無く決心していた走りが出来たからこそ、フラッグで1回ミスはあったものの あれだけ満足出来たのだと思う。
兎に角ふたりには「お疲れ様、よくやったね」って言うだけだった。

出走を終えて、スタンドにいる仲間達や身内、友人達と話をした。 みんな長い時間、寒い中横断幕をかかげてくれたり、色んな所から撮影をしてくれたり、最後まで 応援してくれて本当にありがとう(;_;)
それに、直接話が出来なかったけど“コー栗”のワン友も応援に来てくれていた。本当にありがとう!m(_ _)m

今回の走りを最高のカメラで撮影してくれて、あとでごっそり画像を送ってくれた“とりさん”、 名場面、コメント、音楽一切を編集してDVDにしてくれたBGM家ありがとう!みんな本当にありがとう!!!

photo by tori-san

photo by tori-san

photo by tori-san

photo by tori-san

沢山の人達に色んな面で支えてもらって、自分達の来たかったこの場所に来れたことは 一生忘れないと思う。

それからバカ親として言わせてもらえば、やっぱり最後はコー助だな(笑)
最初はとまどいながら、自分達も「コー助に、したくもないことを“やらせて”いるんじゃないか?」 と疑問に思ったりもしたけど、結局それは間違いだと分かった。

「コー助と一緒にやれることを、こちらがどれだけ本気で楽しめるか。 コー助の側に歩み寄って出来るか。」が一番大事だったということを教えてもらった。

雨の松本の大会以降、こちらの姿勢が変わった途端、コー助のEXTREME!に対する姿勢が 変わったことが何よりの証拠だった。

コー助、本当に本当に心からありがとう!!!

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