【コー助の通院記録&徒然なる日記】

8月19日(日)〜8月25日(土)


8月25日
お父ちゃんが遊んでくれるの待ってます
8月25日(土)曇/晴: コー助が具合悪くなったのが先週の今夜、1週間経った。今日は朝夕の食事とも整腸剤は入れていない、 ウンチも普通になっている。元気も爆発!今朝は1週間ぶりに公園に行った。車内でも興奮してフガフガ 言っている。着くなり一目散で芝生に走り、フリスビーバッグを目を輝かせて ニコニコしながら凝視!チャックをあけて手に持って、とやってる間中、ぴょんこぴょんこ、 飛んでいる。こっちの作業が遅いとボディアタックしてくる。最初の1投はものすごーく 集中していて脱兎のごとく追いかけていく。今日は4投を2セット半ほどやって帰ってきた が、殆どキャッチしてくれた。1週間に1度のフリはコー助にはいいみたい。それより我々の投げをもっと 練習しないといけないようだ。

8月24日
遊ぶおもちゃのローテーション
8月24日(金)晴: 今週はコー助の入退院があったからか、すごく早い。
今朝から、湯がかない普通のドライフードに戻した。その後嘔吐、下痢はないので 大丈夫そう。昨日のダニの影響もあまりなさそうだしよかった。
今週は家の中で遊ぶことが殆どだったが、少し遊び方が変わってきた。以前は、 こちらがピックアップする遊び道具を大喜びで遊んでいたが、今週は、お気に入りの道具を ローテーションして遊ぶ流れを作っているみたいに、1つのもの で遊んでいると、途中で次の遊び道具を持ってきて!という仕草をする。そして次。 最後はまた最初に戻る。ブンブンボールはちっちゃい時から一貫して大好きなので ナンバーワン!次は布製の小さなフリスビー、最後は一昨日GETしたばかりのかめしゃん、 番外編はお父ちゃんとやるのが大好きなひっぱりっこの綱、これは高いところに隠していて なかなか遊べないので、出すと食いつきはすごい!他にもいくつかおもちゃがあるけど キャリーケースの中に入ったまま、時々コー助の癇癪をぶつけるためのものと化してしまっている。

8月23日(木)晴: 今日は朝から蒸し暑かった。朝のウンチで少しまた腸の粘液が出てしまったので、朝ご飯には また整腸剤を入れた。夕方のウンチではちゃんとしたのが出たのでやはりもう少し整腸剤を あげようと思う。

夕方の散歩は、コー助がいつもUターンしてしまうのであまり行かない道を、 今日は自ら進んで歩いていくので一緒に行った。少し丈のある雑草の中に入って 行きたがり、嫌な予感がしたのだが、玄関に入ってブラッシングしてると的中! 今まで見たことのないくらいちーさな“ダニ”が!砂粒みたいな小ささだがよく見ると 動いている!慌てて取ると、あっちにもこっちにも!
お父ちゃんは小さいとき、「田舎で飼っていたワンコが山の中に遊びに行って、 数日して戻ってくると体中に一杯ダニを“ぶらさげて”帰ってきたのをつかまえて、 ブチブチつぶした」、という話を聞いたことはあるが、そんなの想像しただけでも卒倒もの。 小さいのでまだましだけど、こんな風にくっつくのか!最悪…コー助が横になっていたので そのまま目につくダニを取り続けたが全部は取れてないだろう。フロントラインは毎月 つけてはいるけど血を吸ったダニが死ぬだけだからコー助痒くなるだろうなぁ。やっぱり あっちの道は行かないでおこう。

8月22日
今日からコー助の餌食となった“カメしゃん”です。
8月22日(水)雨/曇: 昨日は退院後初めて朝から一緒にいた。朝夕のご飯には病院からもらった整腸剤をふりかける。 おかげでウンチも形があるのが出てきてた。
退院してきた晩もそうだったが昨日の晩も、点滴をしていた足の裏を執拗に舐めている。 ソファがコップの水をひっくり返した位ヨダレでびしょびしょ。時々肉球を噛んでいるような 感じなので痒いのかな、と思って手を見ようとすると、コー助の眉間に皺が寄った。痛いのかな? なだめ透かしてよーく見ても反対側の足の様子と何ら変わりなかった。
今朝、一応この様子を先生に伝えようと思って電話すると、やはり点滴をする時に バンディングしているので、多少うっ血したのでしょう、それで違和感や痒み があるかも知れないが、2,3日で良くなるはずです。とのこと。台風も近づいてきているし 今日、明日様子を見て、それでも変わらないようであればもう一度病院に連れて行こうと 思う。今日は昨日より元気で、ブンブンボールを投げろ投げろと台所に立つ私に 飛び掛ってくる。短パンをはいていたので膝頭を思いきり、昨夜切ったばかりの爪でひっかかれてしまうし、 着地と同時に私の足の甲の上に降りたので、そこにも爪跡がついて、すっかり傷だらけに されてしまった。
でも元気な証拠、嬉しい悲鳴だ。

8月20日(月)晴: 今朝、10時過ぎに入院先の病院の先生から電話が来た。ちょっとドキッとしたけど、「今朝も 消化の良いご飯をあげたらちゃんと食べてくれて、ウンチもいいのが出ましたので、あといつ 迎えに来て下さってもいいですよ」と言ってくれた。こちらから電話しようと思っていたので わざわざ電話をくれて嬉しかった。すぐにでも行きたかったが、コー助が戻ってきてから外出 はしたくなかったので、午前中に全て用をすませ、午後の診療時一番に行こうと決めて先生に 伝えた。

今日までの仕事を終わらせ、郵便局に行き、買い物を済ませ、もう行く時間! ちょっとドキドキする。嬉しさ8割、もしかして元気がなかったり、すっかり痩せこけていたら どうしよう、という心配2割。

しかしとにかく車を走らせた。前の車が遅いとイライラもしたが、事故を起こしては本末転倒なので 安全運転で行った。

ちょうど3時、車のエンジンをとめて、車から出た時に、中から看護婦さんが 出ていらして、「どうぞ」と中へ入れてくれた。先生の姿は未だだったが、先にコー助のいる部屋に 案内してくれた。廊下を歩いて突き当たりの診察室の横の部屋。扉を開けると、真正面に ゲージに入ったコー助が仁王立ちになって立っていた!

最初に入れられてた場所とは違う、右の列の一番下にいた。 耳を大きく“ピン”と立てたままジッと私を見つめている。「だれだ?お母ちゃんか?」とでも 言ってるような顔。

「コーちゃん!」と呼ぶと、固まってた耳がペタンとたおれ、鼻息も荒く、 ゲージ内をクルクル回った。とっても元気そう。看護婦さんがすぐにゲージの扉を開けてくれると 速攻で、何度も何度も私の顔に頭突きをしてきた。何回かは、私の鼻先を甘噛みしたり、とにかく 「今までどこ行ってたんだよ〜!」って文句言ってるみたいに何度も頭突きをされ、しゃがんでいた 私はすっかり尻もちをついてしまった。そうしては診察室に向かってダダ〜っと走っていってみたり、 ゴミ箱のぞいてみたり、とにかく元気な仕草をいっぱい見せてくれた。

少しして先生が来て、経過を話してくれた。入院最初の夜中に1回水のような下痢をしただけで 後は吐くこともなかったようだ。H2ブロッカーや、栄養剤などを処方してくれたそう。 結局原因ははっきりしなかった。何か食べなれないものを食べたとか、旅行や車での移動のストレス とかが複合して起こった症状ではないか、ということだった。少し心配していた白血球数も 激減することがなかったのでウィルス性の疑いもなくなった。
薬は院内でも使用していた整腸剤のみ。数回は食事にまぜてあげてウンチの様子を見て止めて いいとのこと。

清算をするのでコー助を先に車に乗せると、すぐに目の前にあるキャリーケースに入ってくれた。ケースの扉は あけたままで、車のドアは閉め、清算をすませ車に戻ると、すっかりケースから出て、フロントガラスに 顔をくっつけてこちらを見ている。運転席に乗り込むと、猛烈に顔を舐め出した。お父ちゃんに状況を 電話している最中もペロペロペロペロ顔を舐めているので、話もろくに出来なかった。
もう一度ケースに入れて車を出すと、やはり、ケースに入って車で移動するのが嫌になってるのか、 またどこかに預けられるのかと思っているのか、ちっとも横にならずふんばったままちっちゃな声で ヒュンヒュン言って落ち着かないので、家に着くまで殆ど、「大丈夫だよ」と声をかけながら移動した。

家に到着して車から降りると、一目散に玄関に走っていった。やっぱりここに帰りたかった んだな〜と思った。家に入れるとすぐにブンブンボールを見つけて振り回し、投げつけてきた。 少し投げて遊んであげてゲージに戻すと、あとはすっかり落ち着いた様子でグッスリ眠った。

旅行初日から数えて5日目の我が家。さぞかし疲れたろうと思う。しばらくはゆ〜っくりさせようと 思う。
8月20日
ようやくのびのび寝られるよ〜、zzz

8月19日(日)晴: 昨夜は絶対に電話がかかって来ないように祈りながら、枕元に受話器と携帯をおいて眠った。
コー助を病院に引き取りに行って、先生に抱っこされて今にも私達に手渡されそうになっている コー助の夢をみた。だけど夢の中のコー助はまだ昨日と同じように元気はなかった。

朝はいつも通りに起きた。自宅にいてコー助の朝の散歩と食事の準備をしないのは、 コー助が我が家に来て以来初めての気がする。
今朝の10〜11amの間に一度病院に電話をすることになっていたので、時計を気にしながら過ごす。
旅行の衣類や、昨夜の汚れものを洗うのに何度も洗濯機を回した。

10:00am: 電話をするが先生が手が離せず、看護婦さんから「昨夜あの後、下痢は1回したけれども嘔吐はしていない」との ことを聞く。先生の手が空き次第すぐに電話を下さるということで待つことに。

10:45am: 先生から電話が来た。看護婦さんが言っていたのと同じ話をしてくれ、また、「昨日、あれだけ 吐かせ、下痢をしてしまっているから午前中は食事は無しにして様子を見ます。3pmころ少し 食事をあげてみて様子を見ましょう、夕方再度お電話ください」とのこと。

掃除をして洗濯物を干してたたんで、でも何をするにも落ち着かない。時間も経たない。
3pmころ、「今ごろコーちゃん食事しているね」と時計を見ながらお父ちゃんと話す。 迎えに行く前に買い物を、と思うが、何も作る気がしないのでレトルトのものをいくつか 買い、コー助が大好きな梨を3つ、近所の直売所から買った。去年は梨がなくなるといつも、 コー助の散歩に来る度に一緒に買いに来ていた所。 そこのおばちゃんに「ワンちゃんと来るよね、公園」と言われ、停めていた車の中を覗く素振りを 見せたけど、「今日は一緒じゃないの」とだけ言って、申し訳なかったがあと何も会話をする気になれず 引きつり笑いをして帰ってきた。

5:00pm: どんな常態か聞くため、再度電話する。今度はすぐに先生が電話に出てくれ、状態を教えてくれた。 「食事は少量をお湯でふやかしてあげてみたが、全部食べて嘔吐もないし、もし今日明日と自宅で 看護できれば連れて帰っても差し支えないです。」と。でも積極的に、もう全然大丈夫だから連れて帰って 下さい!という口調ではなかったので「逆に先生はどちらの方がいいと思いますか?私達が 連れて帰るのと、念のためもう一晩様子を見て頂くのと」と尋ねると、「まだウンチが出てないですし、 連れて帰ってまた嘔吐し、再来院となるとまた大変なので一晩預けて頂いてもいいですよ」とのこと。 その場ですぐに返事が出来ず「とりあえず、うかがいます、お支払いもありますし。その間に連れて帰るか どうするか決めたいと思います。」と言うと「そうですね、私達より、飼い主さんの方がワンちゃんの 顔を見てどうであるかよく分ると思いますし、実際顔を見てから決められてもいいですよね」と 言ってくれた。

電話を切って今先生に言われたことを伝え、お父ちゃんと再度話した。正直な気持ちは すぐにでも会って、連れて帰って来たい。だけど、もし顔を見て、おいてこようということに なったら、かえってコー助が可哀想だし、今安静に大人しくしていて様子も安定しているのなら、 もう一晩預かって頂いて、ウンチの再検査もしてもらった方がいい、ということになり、 会うことも止めにして、そのままもう一晩診ていただくことに決めた。

再び電話をして先生に迷っていることを話すと「手術の時もそうですが、お医者さんによっては ワンちゃんに里心をつかせるから、飼い主さんの面会はダメという方もいますし、 逆に会って、ご飯をあげたりして元気付けたりしてくださいという方もいらっしゃいます。 私はその判断は飼い主さんにお任せしてるんですよ。ワンちゃんによって、飼い主さんに 会ったことによって余計辛い思いをしてしまう子もいるだろうけど、元気づけられるようだったら 会いに来て頂いても全く構いませんよ。私達より、飼い主さんの方がずっとワンちゃんのこと 分っていらっしゃるはずですから…」と。そう言われながら、やっぱり会いたいのは 私達のわがままな気持ちで、コー助のことを最優先に考えたらもう一晩おいた方がいい と、気持ちが決まった。そして宜しくお願いします、と電話を切った。

7:50pm: 午後8時までの診察時間なので、もう一度様子を聞こうと、病院に電話をする。 やはり先生から直接様子を聞いた方が安心するだろうと思い、今度はお父ちゃんに電話をさせる。

まだウンチは出ていないが、ウンチが出れば、と少し広いスペースにおいてくれているそう。 点滴ははずして、食事を少しずつ分けてあげてみているが、嘔吐はない。 人が前を通ると目で追うが、寂しくてキュンキュン泣くことは全くない。とのこと。 お父ちゃんが「寂しくて泣いたり“全然”してないって」とちょっと寂しそうに言った。 そういう問題じゃないけど、そのことに関しては笑ってしまった。 心配で、寂しくて、ポヤ〜ンとしているのはこっちなのだから。
電話を切って、ふたりで大きく溜息をついた。「つまらないね…」 コー助がいると、側を歩くだけでいつも彼の表情を見て通るし、話しかけるし、 撫でてやってたのが、昨夜からそれが1回もない。お父ちゃんと2人きりでは、 コー助がいての会話とはその数が断然違っている。今日はあまりしゃべってないなと 思う。 自分の中に空洞が出来ているようだ。

明日午前中に様子を聞いて、検査も終わり、様子も安定していたら午後に 連れて帰って来ようと思う。
明日は私1人での迎えなので、少し緊張する。 色々聞きたいことがあるので忘れないようにメモをした。

←栗鼻日記8/13〜14・18 栗鼻日記8/26〜→

表紙に戻る